PC作業を快適にしたいなら、モニター選びは最重要ポイントです。
しかしサイズ・解像度・リフレッシュレートなど、専門用語が多くて「結局どれを買えばいいの?」となりがち。
この記事では、初心者でも自分に最適なモニターを選べるように、最重要ポイントをわかりやすく整理しました。
モニター選びの最重要ポイントは「用途×サイズ×解像度」
モニターは以下の3つで決まります。
- 何に使うか(仕事・ゲーム・動画編集)
- どのサイズを選ぶか(距離とデスク環境)
- 解像度(フルHD/WQHD/4K)
この3つを押さえておくと、選び方で迷うことがなくなります。
用途別の最適スペックまとめ
事務作業(Office・Web・ブログ)
- サイズ:24〜27インチ
- 解像度:フルHD or WQHD
- パネル:IPS
- リフレッシュレート:60Hz
- 高さ調整・縦置きができると便利
ポイント:文字が見やすいIPSパネル・長時間作業向き
ゲーム(FPS・アクション・eスポーツ)
- サイズ:24〜27インチ
- 解像度:フルHD or WQHD
- リフレッシュレート:144Hz〜240Hz
- 応答速度:1ms以下
- パネル:IPS or TN
ポイント:最重要はリフレッシュレート(144Hz以上は必須)
デザイン・動画編集(クリエイティブ)
- サイズ:27インチ以上
- 解像度:4K
- パネル:IPS
- 色域:sRGB / AdobeRGB / DCI-P3
- ハードウェアキャリブレーション対応モデルが理想
ポイント:色の再現性と4Kが最重要
サイズの選び方|ベストは距離で決まる
モニターは「距離」によって最適サイズが決まります。
| 視聴距離 | 最適サイズ |
|---|---|
| 40〜60cm | 24〜27インチ |
| 60〜80cm | 27〜32インチ |
| 80cm〜 | 32インチ以上 |
デスク奥行きが60cm以下なら 27インチが最も扱いやすいです。
解像度(フルHD/WQHD/4K)の違い
フルHD(1920×1080)
- 一番安い
- 24インチ向け
- ゲーム用途で軽く動く
WQHD(2560×1440)
- 27インチとの相性抜群
- 仕事・ゲームを両立できる
- バランス最高の解像度
4K(3840×2160)
- デザイン・動画編集向け
- 文字も画像も超クッキリ
- 高価格・高スペックPCが必要
迷ったらWQHDを選ぶと後悔しない。
パネルの種類で色味と視野角が変わる
IPSパネル
- 視野角広い
- 色が自然
- 仕事・デザイン・ゲームすべてに対応
→ ほとんどの人に最適
VAパネル
- コントラストが高い
- 映画鑑賞向け
- 反応速度はIPSより遅め
TNパネル
- とにかく応答速度が速い
- FPSゲーム勢向け
- 色味は弱い
リフレッシュレートと応答速度
リフレッシュレート
- 数字が高いほど動きが滑らか
- ゲーム用途なら 144Hz以上必須
- 仕事なら60Hzで充分
応答速度
- 1ms以下だと残像が出にくい
- ゲームに重要
- 仕事用途では重視しなくてOK
便利な機能チェックリスト
高さ調整・チルト・スイベル
姿勢が楽になり、肩こり軽減。
ブルーライトカット
長時間作業でも目が疲れにくい。
USB-C接続(給電対応)
- ノートPCとケーブル1本で接続
- 充電も映像もデータ転送も全部OK
ノートPCユーザーは USB-C一択。
ピボット(縦置き)
- プログラミング
- 縦長サイトの閲覧
に最適。
超横長ウルトラワイドモニターという選択肢
- 画面の作業領域が圧倒的に広い
- エクセル・動画編集で効率爆伸び
- デュアルモニターの代わりになる
デメリット:場所を取る・価格が高い
メリット:生産性が最も上がるモニター
初心者におすすめのメーカー
Dell(デル)
- コスパ最強
- IPS・WQHD・USB-Cが充実
- 仕事用モニターの定番
LG
- IPSパネルが強い
- 4Kモニターの品質が高い
- ウルトラワイドも人気
BenQ
- クリエイター向け(SWシリーズ)
- 色再現性が抜群
ASUS
- ゲーミング用(ROGシリーズ)が強い
- 144Hz〜240Hzモデルが豊富
最も失敗しないモニターの選び方まとめ(3ステップ)
ステップ1:用途を決める
仕事 / ゲーム / デザイン どれが中心か?
ステップ2:サイズと解像度を決める
- 仕事 → 24〜27インチ・WQHD
- ゲーム → 24〜27インチ・144Hz以上
- デザイン → 27インチ以上・4K
ステップ3:便利機能で絞る
USB-C・高さ調整・ブルーライトカットなど
