エギングで最も重要なのは「適切なエギを選ぶこと」。
同じ場所で釣りをしていても、エギの重さ・サイズ・カラーが合っていないとアオリイカは寄ってきません。
この記事では、初心者でも自分に合ったエギを選べるように、ポイントをわかりやすく整理しました。
エギ選びの最重要ポイントは「サイズ×重さ×カラー」
エギは見た目が似ていても性能はまったく異なります。
まずは以下の3つを押さえれば失敗しません。
- サイズ(号数)
- 重さ(沈下速度)
- カラー(光量・水質に応じて使い分け)
サイズ(号数)の選び方|初心者は3.0〜3.5号
エギの基本サイズは「号数」で表されます。
| 号数 | 大きさ | 主な用途 |
|---|---|---|
| 2.5号 | 小型 | 夏の小イカ・堤防 |
| 3.0号 | 標準 | 通年使える万能サイズ |
| 3.5号 | 大きめ | 秋〜冬・沖のポイント、アピール重視 |
| 4.0号 | 大型 | デカイカ狙い・深場 |
初心者は 3.0号または3.5号 の2種類だけ持っていけばOKです。
重さ(沈下速度)の選び方|「シャロー・ノーマル・ディープ」で決まる
エギは重さによって沈むスピードが違います。
シャロー(ゆっくり沈む)
- 水深が浅い場所
- 1〜5mの藻場・磯場
- イカが表層にいるとき
ノーマル(標準)
- 堤防・砂浜で最も使う
- 迷ったらこれ
- ほぼ全ての状況で使える
ディープ(早く沈む)
- 水深10m以上
- 風が強くラインが流される時
- 速攻で底を取る必要がある時
初心者は ノーマル1本+シャロー1本 を揃えると戦いやすい。
カラーの選び方|水質と光量で選ぶだけ
エギのカラーは深く考えなくてもOK。
「水の濁り」と「天気」でシンプルに選びましょう。
晴れ・澄み潮(クリア)
- 金テープ(ゴールド)
- ナチュラル系(アジ・エビ柄)
→ イカが神経質な時に効く
曇り・濁り潮
- 赤テープ(レッド)
- ピンク系
→ アピール強めで目立つ
夜・暗所
- ケイムラ
- 夜光(グロー)
→ 常夜灯周りで定番
結論:迷ったらピンク or オレンジ系が最も万能。
季節でエギの選び方が変わる
春(大型イカシーズン)
- サイズ:3.5〜4.0号
- 重さ:ノーマル or ディープ
- カラー:ナチュラル系(澄み潮対策)
秋(数釣りシーズン)
- サイズ:2.5〜3.0号
- 重さ:シャロー or ノーマル
- カラー:アピール系(ピンク・オレンジ)
水深・風の強さで選び方を変える
風が弱い日(理想)
- ノーマルエギ中心
- 3.0号〜3.5号でOK
風が強い日
- ディープタイプ必須
- ラインが流されるため、早く沈むタイプで“底取り”がしやすい
水深が深いポイント(10m以上)
- 3.5〜4.0号
- ディープタイプ
- アピール強めカラー
フォール姿勢(沈み方)もチェック
イカは フォール(落ちている時)にしか抱かない と言われるほど重要。
理想のフォール姿勢
- 斜め45°でゆっくり沈む
- ブレない
- 安定して水平に近い姿勢
有名メーカーのエギはこの姿勢が安定しているため初心者は有名ブランドを選ぶと安心。
初心者が持っておくべき「3本セット」
最初に持つなら以下を揃えれば十分。
- 3.0号 ノーマル:万能・通年
- 3.5号 ノーマル:春イカ対策
- 3.0号 シャロー:浅場・秋用
カラーは
- ピンク
- オレンジ
- ナチュラル
の3色あれば問題なし。
初心者におすすめのエギメーカー
ヤマシタ(エギ王シリーズ)
- 国内人気No.1
- 安定したフォール姿勢
- 釣果実績が圧倒的
ダイワ(エメラルダス)
- 初心者〜上級者まで使いやすい
- 軽くて操作しやすい
シマノ(セフィア)
- カラーラインナップが豊富
- シャクリやすく扱いやすい
エバーグリーン(スキッドロウ)
- 上級者向け
- 深場での操作性が抜群
エギ選びで失敗しないためのチェックリスト
- サイズは3.0〜3.5号を中心に
- 重さはノーマル+シャロー
- カラーはピンク・オレンジ・ナチュラル
- 季節と水質を意識
- 有名メーカーを選ぶと安定
これを満たせば、初心者でも釣果につながりやすいです。
最も失敗しないエギ選びまとめ(3ステップ)
ステップ1:サイズを決める
→ 基本は3.0号と3.5号でOK
ステップ2:重さを選ぶ
→ ノーマル+シャローが万能
ステップ3:カラー選択
→ 曇り・濁りはアピール、晴れ・澄み潮はナチュラル
