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自分に合ったロッド(釣り竿)の選び方|長さ・硬さ・釣り方で最適な1本がわかる完全ガイド

ロッド(釣り竿)はリールと並んで最重要アイテム。
“どのロッドを選ぶか”で、飛距離・操作性・釣果・疲れにくさが大きく変わります。

しかし、表記の「L・ML・M」「8ft」「チューブラー・ソリッド」など専門用語が多く、初心者は迷いやすいアイテムです。

この記事では 初心者でも自分に最適なロッドを選べる ように、重要ポイントだけを整理しました。


ロッド選びの最重要ポイントは「釣り方×長さ×硬さ」

ロッドを選ぶときは、まず以下の3つを決めれば迷いません。

  • どんな釣りをするか(アジング・エギング・シーバスなど)
  • 長さ(フィート/ft)
  • 硬さ(L/ML/M…など)

この3つが噛み合うと、最適な1本が自然と決まります。


ロッドの長さの選び方|基本は7〜9フィート

ロッドの長さは「ft(フィート)」で表示されます(1ft=約30cm)。

釣りの種類長さの目安
アジング・メバリング6〜7ft
トラウト5〜7ft
バス6〜7ft
エギング8.0〜8.6ft
シーバス8.6〜9.6ft
サーフ(ヒラメ)9〜10ft
ライトショアジギング9〜10ft
本格ショアジギング10〜11ft

長さの違い

  • 長いロッド:飛距離が出る/足場が高い場所に強い
  • 短いロッド:操作性が高い/軽くて扱いやすい

初心者は 中間の7〜8.6ft前後が扱いやすい。


硬さ(パワー)の選び方|L・ML・Mを理解すればOK

ロッドの硬さ(パワー)は以下のように分類されます。

表記特徴主な用途
UL(ウルトラライト)超柔らかいアジング・メバル
L(ライト)柔らかめ小型ルアー・ライトゲーム
ML(ミディアムライト)標準〜やや硬いエギング・シーバス軽め
M(ミディアム)万能パワーシーバス・サーフ
MH(ミディアムヘビー)硬い青物・ショアジギング
H〜XH超硬い大型青物・ジギング

初心者は **ML(万能) or M(パワーと操作のバランス型)**を選ぶと失敗しません。


釣り方別|最適なロッドスペック一覧

アジング

  • 長さ:6〜7ft
  • 硬さ:UL〜L
  • 特徴:軽量ロッド・高感度・ソリッドティップが人気

メバリング

  • 長さ:7ft前後
  • 硬さ:L
  • 特徴:軽くて操作性が高い

エギング

  • 長さ:8.0〜8.6ft
  • 硬さ:ML
  • 特徴:エギ(3号)を操作しやすい・シャクリやすい

シーバス

  • 長さ:8.6〜9.6ft
  • 硬さ:M〜MH
  • 特徴:飛距離・操作性・パワーが必要

サーフ(ヒラメ)

  • 長さ:9〜10ft
  • 硬さ:M〜MH
  • 特徴:遠投が必要/ルアー重量が重い

ライトショアジギング

  • 長さ:9〜10ft
  • 硬さ:MH
  • 特徴:30〜50gジグを投げるパワーが必要

ショアジギング(青物)

  • 長さ:10〜11ft
  • 硬さ:H〜XH
  • 特徴:80g以上のジグと大物に耐える設計

ロッドの調子(アクション)の選び方|EXF・F・Rで違う

ロッドの曲がり方で「操作性」「掛けやすさ」が変わります。

エクストラファースト(EX-F)

  • 先端だけ曲がる
  • 高感度
  • ルアーの操作がしやすい
    → アジング・バス・ジギング向け

ファースト(F)

  • 先端〜1/3が曲がる
  • バランスが良い
    → エギング・シーバス・トラウト向け

レギュラー(R)

  • 全体がきれいに曲がる
  • 投げやすくバラしにくい
    → サーフ・青物・初心者向け

チューブラー or ソリッドティップ

チューブラー

  • 中が空洞
  • 張りが強い
  • ルアー操作がしやすい
    → シーバス・エギング向き

ソリッドティップ

  • 中が詰まっている
  • 柔らかく高感度
  • 小さなアタリが分かりやすい
    → アジング・メバリング向き

ロッド重量は軽いほど有利

軽いロッドのメリット:

  • 疲れにくい
  • 操作性が上がる
  • 感度が良くなる
  • シャクリやジャークが快適

初心者は 100g〜130g を目安にすると扱いやすい。


ロッド選びチェックリスト

  • 釣りの種類に適した長さか?
  • 硬さ(パワー)は合っているか?
  • 調子(アクション)は釣り方に合っているか?
  • 重さ(g)は疲れないか?
  • チューブラー or ソリッドはどっち?

これを満たしていれば失敗しません。


初心者におすすめのメーカー

シマノ(SHIMANO)

  • 高品質・種類が豊富
  • 釣りジャンルごとに専用ロッド多数
    例:ソアレ・セフィア・ルナミス・ディアルーナ

ダイワ(DAIWA)

  • 軽量でコスパが高い
  • 入門~上級まで幅広い
    例:月下美人・エメラルダス・ラブラックス

メジャークラフト

  • コスパ最強
  • 初心者向け入門ロッドが多数
    例:ソルパラ・クロステージ

最も失敗しないロッド選びまとめ(3ステップ)

ステップ1:釣り方を決める
→ アジング・エギング・シーバス等

ステップ2:長さと硬さを選ぶ
→ 表で該当するスペックをチェック

ステップ3:アクション・重さで最適化
→ チューブラー/ソリッド・軽さで調整

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